YAMAMOTO kouheiの過言雑言

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<<   作成日時 : 2007/07/08 17:03   >>

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 我が家では新聞は朝日と読売を半年交替でとっている。販売店のセールスがうるさいのでそうしただけである。もっともその方がなにかとサービスしてくれるということもあるが・・・7月からは朝日新聞になった。
 久しぶりに朝日新聞を読んでいると、どうもひとりよがりの記事が目につく。朝日は自民党嫌いだから、そういう点は割り引いて読んでいても、とにかく政府・内閣のやることにはすべて反対か批判のコメント付きである。参院選挙が近づいて、年金問題の始末をつけるために矢継ぎ早にいろいろな対策か打ち出されている。そのこと自体は大いに歓迎すべきことであると思うのだが、新聞の見出しには「年金幕引き図る」と出る。
 首相の約束がすべて実現しても年金記録問題がすべて解決するわけではない。そのことは当たり前である。そもそも記録問題は政策と言うより、技術問題であり労務問題だ。どの政党が政権をとっても、そう簡単に解決はしない。しかし・・である。朝日新聞は「答えは選挙で出る」と書く。そんなはずはなかろう。年金の記録問題をあおるより、将来の年金制度のことを争点として浮き彫りにするような記事を書け!民主党と自民党の政策の違いがさっぱりわからんではないか。新聞はもっとそこを書け。
 7月6日の朝刊の天声人語はつっこみどころ満載のコラムだ。蒸し暑い夜が続いていて、気象庁の予報では今年の夏も暑く、残暑も厳しい・・と書く。国立環境研究所によると20世紀末の東京では27度を下らない夜は一夏に4、5回だったが、2011〜30年には3倍に増えるという。極地の氷が解けて(ママ、「溶ける」が正しいように思うが・・)沿岸部が水没するといった警告には実感がわかなくても、蒸す夜が3倍になると知れば省エネに努めて温暖化を遅らせるしかない、と続く。結論は「この夏の冷房を絞れば、来年が少し楽になる。生涯の寝苦しさを均すつもりで、心したい」と述べる。
 確かに温暖化は大きな問題であるが、地球温暖化と蒸し暑い夜の因果関係はあるのか?地球温暖化というのは地球全体の話であって、東京の夜が蒸し暑いのはむしろヒートアイランドや沿岸部にまで高層ビルを建てたために内陸に風が通らなくなったりといった原因の方が大きいだろう。温暖化の原因は複雑で、単純に炭酸ガスだけではないことはいうまでもまい。エネルギーを節約する必要はあるが、今年の夏の冷房を絞れば温暖化を遅らせることができて来年の夏が楽になるか?啓蒙記事のつもりで書いているのだろうが、誰が考えてもそんな単純に話にはなるまい。
 「不都合な真実」を見ると、なるほど温暖化は大変だという気になる。CO2の削減を図ること、省資源省エネにつとめることはいうまでもなく今の世代の人間の義務である。しかし物事を単純化してしまうとほかの要素がみえなくなりはしないか。温暖化については温室効果ガスだけでなく、地球をとりまく様々な要素による長い時間のサイクルしての気候変動も絡んでいるという。環境問題を仕事にしておきながらこんなことを言うのは何だが、CO2排出量を削減しても効果はないという科学者も少なくない。
 バイオエタノールのために穀物や砂糖が値上がりして、食糧不足に輪をかけそうだが、こういう問題と温暖化対策との関係はどう考えればよいのか。新聞よ、複雑な問題を単純な二元論で片付けるのではなく、庶民にもっと考える材料を与えてくれ。新聞に蒙を啓かれる必要はない。事実を事実として報道してほしい。もっとちゃんと取材して・・ね。
 学生の時に朝日新聞の入社試験を受けた。筆記試験をパスして面接に行ったときの、タバコの煙がもうもうとする部屋を覚えている。あれから30年。新聞記者にあこがれた時代を思い出しつつ、久しぶりに手にする朝日新聞につっこみを入れたくなる今日この頃である。 

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